措置から契約へ
いま、保育園は措置から契約へ変わろうとしています。(変わってる途中ですが)
「措置」って言うのは「保育に欠ける」児童を行政が順位付けして職権で入所させること
「契約」は、その名の通り保育園と利用者が直接契約を結んで入園する。
じゃあ今は?<措置でも契約でも無いんですよね、中途半端なんですが委託みたいな形になっています。
契約制度に完全に移行された場合、
・利用者に対して地域振興券の保育版(バウチャー制)が出てそれを持って園と契約する
ということが検討されています。
私としては、今の運営委託っていう形が一番のような気がします。
委託という形で行政の責任を持って貰わないと利用者優位又は保育園側が優位に立ってしまう可能性もあると思うんです。
契約するとなったら契約書を交わさなければなりませんよね。
今、保育園がいっぱいの状態なわけですから、契約書に保育園有利な内容にも出来てしまうんですよね。
例えば。
・保育園に威圧的な言動を行った場合、契約解除できる。
・保育費の未払いがあった場合、契約解除できる。
とかですかね、素人で思いつきなので間違ってたらごめんなさい。
これって凄い怖いことだと思うんです。
利用者さんにしたら、保育園にビクビク・意見(文句)も何にも言えない。
って事になりますよね。
今なら直接保育園に言えなくても行政を通じて意見も言えるんですが...
保育園の経営者がお金のために働くのだったら、園を小さく*1にして、利用者を「選んで」経営する事も可能になりますよね。
社会福祉をやってる私たちは、
何のために働いているのでしょうか。
笑顔?
子どもの将来?
お金?
*1:定員60人位